中央共同募金会「公益信託 高橋保蔵記念福祉振興基金」助成事業
【Point1】居心地の良い居場所づくり~ゆるやかなつながりをめざして~
これまでの「居場所」にとらわれず、ゆるやかなつながりを活かしながら、未来志向で居場所づくりに取り組む、若者や学生、ケアラーの実践から、改めて「居場所」づくりを考えます。
【Point2】「会場参加」「オンライン参加」を選択できます
みなさんの都合にあわせて、「会場参加」「オンライン参加」を選択できます。
【Point3】参加費は無料です
いずれの参加方法でも、参加費は無料です。
申込締切 3月4日(月)
Googleフォームからご回答ください。
【テーマ】
居心地の良い居場所づくり~ゆるやかなつながりをめざして~
ボランティア・市民活動に関わる皆さんにとって、「居場所」とはどのようなイメージがありますか?時代とともに「居場所」の意味は変化してきています。従来、「居場所」といえば自宅や学校・職場などが想定されましたが、それらとは別に存在する、居心地のよい「第3の居場所(サードプレイス)」づくりが広がっています。
今回の勉強会では、これまでの「居場所」にとらわれず、ゆるやかなつながりを活かしながら、未来志向で居場所づくりに取り組む、若者や学生等の実践から、改めて「居場所」づくりを考えます。
【日 時】 2024年3月8日(金)13時30分~16時30分
【参加方法】 全国社会福祉協議会 会議室(千代田区霞が関)及びオンライン(Zoom)
【参加対象】 ボランティア・市民活動推進者、関心のある方ならばどなたでも
【参 加 費】 無 料
【プログラム概要】
13:30~ 開会・あいさつ
上野谷 加代子さん(「広がれボランティアの輪」連絡会議 会長)
13:40~ 実践報告
これまでの「居場所」にとらわれず、未来志向で居場所づくりに取り組む、若者や学生、ケアラーの3つの実践を通して、改めて「居場所」づくりを考えます。実践報告各20分、あわせてコメンテーターとの質疑応答、グループ討議を行います。
(1)若者や単身者・独身者などの中間層「何者でもない人たち」を対象とした居場所づくり
後藤 由布さん (NPOチームおせっかい 代表)
(2)駄菓子屋×こどもの居場所をコンセプトに大学生が運営する居場所づくり
飯村 俊祐さん(大学4年生)、伊久美 佑花さん(大学2年生) (NPO法人Chance For All 学生チーム)
(3)困難のある人もない人も、専門のある人もない人も、フラットにつながる居場所づくり
馬場 未織さん、𠮷村 英敏さん (neighbor)
※ コメンテーター 上野谷 加代子さん
15:20~ グループ討議 参加者同士グループに分かれて情報共有・交流を行います。(約50分)
16:10~ まとめ グループ討議をふまえ、学びを共有します。
16:30 終了
後藤 由布 さん(大分県大分市・何者でもない食堂)
「何者でもない食堂」は、若者や単身者・独身者などの中間層「何者でもない人たち」を対象とした、夕食を気軽に集まって食べる食堂型コミュニティーです。出身地を離れ一人暮らしをはじめた後藤さんは、家や職場の近くに誰かとご飯を食べられ、話せる場所の必要性を感じ、「何者でもない人たち」を対象とした居場所づくりを始めました。
飯村 俊祐さん、伊久美 佑花さん(東京都足立区・駄菓子屋irodori)
駄菓子屋irodoriは、駄菓子屋×こどもの居場所をコンセプトに大学生が運営する駄菓子屋さんです。従来の駄菓子屋さんが持つ、親しみやすいレトロな特徴に加え、買った駄菓子をそのまま食べることができる飲食スペースや、こどもたちが集まって宿題に取り組み、団欒を楽しむことが出来るフリースペースを兼ね揃えたみんなの居場所です。
馬場 未織さん、𠮷村 英敏さん (東京都・neighbor)
neighbor(ネイバー)は、親の介護で日々ドキドキ過ごす家族と、その家にやってくる訪問看護師が、 ありたいミライに近づくために立ち上げた学びあいのプラットフォームです。まちの多様な人がフラットにつながるきっかけを生む「コーヒーと血圧計」、ケアを語りあう飲み会「ビジネスケアラーたち!資本主義の中心でケアを語ろう」など、ケアにまつわるユニークな実践を通じて、人生100年時代を自分らしく生き切るためにおとなり同士で学びあう関係を育てています。